就職活動がうまくいかず、悩んでいる時にうつ病のような症状が見られます

学生を悩ます売り手市場

困っている人

人生を決める数ヵ月に起こる心の病

少し前まで就職氷河期と呼ばれ、なかなか就職先がなく学生たちを悩ませました。団塊世代と呼ばれる世代の退職に伴い、現代はどこの業界も売り手市場、つまり人手不足に陥っています。しかし、就職活動に勤しむ学生たちの中には就活が原因でうつ病を発祥してしまう人がたくさんいます。このような状態の事を世間では就活うつ病と言います。就活うつ病に陥ってしまった場合は、通常のうつ病と同じで治療を必要とします。無理をして就活を続け、希望の内定が得られたとしてもうつの方が改善しないまま就職してしまうと今度は仕事が始まってからさらに悩む事になりますので、新生活が始まる前に治療をスタートさせておくことは非常に大切です。治療が受けられるのも通常のうつ病と同様の心療内科です。初診の場合は電話やインターネットで予約が必要な場合もありますので、事前に調べましょう。受診には保険証が必要です。その他には医療費3割負担分のお金をもって受診しましょう。うつ病の程度によって治療と就活を平行できる場合もあるし、就活を一時的に休む必要がある場合もあります。就活先へ心療内科で治療中である旨の申告は不要ですが、受診した心療内科へは就活中である旨を申告し、今後の動きなども含めて相談できるようにしておきましょう。

現代のストレス社会においては10人〜15人に1人はうつ病にかかると言われる程うつは身近な存在となりました。一昔前のうつに関する認知度が低い時代では「気持ちの問題」だと言われてしまっていました。今もうつの原因は100%判明した訳ではありませんが、ストレスが要因となり脳に機能障害が起こる事により様々な症状がでるという事は分かっています。つまり気持ちだけではなく脳が関係した、れっきとした病気なのです。様々なタイプのうつが存在しますが、昨今問題視されているのが10代後半から20代前半に訪れるうつ。就職活動がストレスの要因となりうつの引き金になる就活うつ病です。一昔前に騒がれた就職氷河期は終わりを迎え、今は売り手市場。つまり社会は人手不足のため就職はしやすいはずなのです。しかし、就活の根本は変わっておらずその売り手市場がプレッシャーとなって学生を悩ませるのです。SNS社会となり他人の就活状況がどこにいてもすぐ分かってしまう事でもプレッシャーを感じる事があるようです。自分が第一希望としていた企業に内定をもらった人の書き込みを見てしまった。友人は既に複数社から内定をもらっているのに自分はない等、情報社会だからこその弊害も就活うつ病を発祥させる要因となっているようです。